おばけの赤鬼 ベイビーロンパース
おばけが赤鬼になったよ(^^)/
「あぁ、そういえばそんなのあったね」
「それを着てお化け屋敷で脅かす係をやってほしいんだよ。もちろんちゃんと報酬は払うからさ」
「えー、あれ着るの? もうちょっとかわいいのない?」
「いや、だからおばけ役なんだって。かわいいもクソもないってば」
「まあ別にいいけど……」
「本当!? じゃあ早速明日来てくれるかな?」
「うん、わかった」
こうして私は、文化祭のお化け屋敷でベビー服を着たバイトをする事になった。☆★☆ そして次の日、私は学校が終わるとすぐに衣装を持って指定された場所に向かった。
そこは私が通っている高校のすぐ近くにある小さな神社だった。どうやらこの神社の裏に使われていない物置小屋があるらしく、そこを貸してもらえるらしい。
「すいませ~ん。今日ここでバイトする事になった者なんですけど……」
私がそう言って中に入ると、そこには白装束を着た若い男の人が1人いただけだった。
「ああ君か。待ってたよ。僕はここの管理を任されている神主です。よろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
「ではまずその服に着替えてください。サイズとか大丈夫ですか?」
「はい、多分大丈夫だと思います」
私は言われた通り、おばけの衣装に着替える事にした。といっても特に難しい事はない。頭を通す穴があり、そこに首を通して腕を出すだけだ。あとは腰の部分にも穴を開けて、足を入れるだけである。
しかし問題はここからだった。なんせベビー服である。当然胸元には大きな膨らみがあり、私の胸の大きさはかなり大きい方なので、結構窮屈なのだ。
おばけの赤鬼 ベイビーロンパース
投稿日:2022年2月3日 更新日:
執筆者:pamyupamyu